食べ物
2022年12月10日

日本料理を代表する天ぷら! おいしく食べるポイントや割烹料理について

よく耳にする「割烹料理」とは何のことなのでしょうか。同じ日本料理でなぜ呼び方が違うのか疑問に思っている方も多いはず。また、江戸の三大料理の一つであり、日本料理の代表である天ぷらについて今回は詳しく解析していきます。割烹料理と天ぷらの魅力を知り、おいしく召し上がってみませんか。

1.割烹料理とは?

割烹料理の割烹とは、食材を割(さ)いて煮炊きするという意味合いから取られた言葉です。食材を「割く」というのは、包丁で切ることであり「烹」は煮炊きの意味から火を使った調理法になります。それを割烹と呼び、日本料理の調理法として古くから親しまれ、また料理を提供する飲食店、すなわち「割烹料理」になったのです。割烹料理はもともと江戸時代から、上方の料理のことを割烹と呼んでいました。

そのため江戸時代後半からは、和食の高級料理を割烹料理として振舞われるようになりました。それが日本の食文化として、今現在も引き継がれています。江戸時代と比べ現在では、懐かしい母の味として親しまれる一般的な和食料理として、多くの方に愛されている料理なのです。

2.割烹料理の天ぷらは絶品

歴史の長い天ぷらは、昔から現在でも和食に欠かせない存在となっています。年齢問わず天ぷらが好きな方も多いでしょう。天ぷらは、年々増え続ける外国人観光客からも「食べたい」「おいしかった」和食として人気の高い料理なのです。

天ぷらは食材の素材をそのまま生かし、まるごと贅沢にいただける素朴でシンプルなおいしい料理です。また、そのままおかずとしても食べられ、天丼やお蕎麦などトッピングとしてもいただけるのが魅力的ではないでしょうか。

シンプルな料理ですが、よりおいしく調理するにはなかなか深く難しいともいわれています。一度食べたら忘れられないような、絶品の天ぷらを求めてみてはいかがでしょうか。

2-1.天ぷらに合う食材

親しみのある天ぷらは、様々な種類の食材で召し上がる方がほとんどでしょう。基本的には大体の食材が天ぷらには合います。まだ食べたことのない、自分の好きな食材で一度味わってみるのもよいでしょう。

1.魚介類
2.野菜類
3.きのこ類
4.山菜類

特に山菜に関しては、いつでも食べられるわけではない食材なので特におすすめです。山菜はほのかな苦味があるのが特徴ですが、天ぷらにすることによってバランスの取れたちょうどいい苦味で、どなたでもおいしくいただけます。

また天ぷらは栄養を逃がさず、素材に詰まっているので身体にもよくお子様からご高齢の方まで幅広く召し上がっていただけます。栄養バランスに合わせた食材をいただくこともおすすめです。

2−2.天ぷらに合う食べ方

天ぷらに合う体表的な食べ方は2つあります。自分のお好みの食べ方でより一層おいしく召し上がることができるのではないでしょうか。

1.天つゆ
2お塩

天つゆに関しては「出汁」「みりん」「醤油」などをベースに煮立てて作られています。大根おろしや生姜など、自分のお好みの調味料を加えていただくのもアクセントになり、おすすめです。

お塩は、食材の素材の味をそのまま生かしたまま食べられるので、シンプルに食べたい方におすすめの食べ方です。また、お塩にも「抹茶塩」「岩塩」といったものがあるので、お好みに合わせていただけるのがポイントでしょう。

天ぷらの食材に合わせて、食べ方を変えられるのも天ぷらの魅力です。調味料によっても異なる味わいが楽しめます。

3.まとめ

日本に天ぷらが誕生したのは室町時代になります。この時代は油がとても貴重だったために、天ぷらは高級品として庶民はなかなか食べられないものでした。しかし江戸時代になると、油の生産量が増えたことによって。庶民でも食べられる和食の代表的な料理として、現代まで親しまれてきました。

割烹料理屋「佐々木」では一つひとつ丁寧に、昔から親しみのある懐かしい和食料理を提供しています。長い歴史を持ち和食の代表的料理の一つである天ぷらを、一度おいしく召し上がってみてはいかがでしょうか。